新型エルグランド、走りも静かさも別次元!アルヴェル超えの実力とは
日産のフラッグシップミニバン、新型エルグランドがついに納車された。外観のカッコよさと内装のオシャレに酔いしれたファーストコンタクトから一歩進み、いよいよ公道でその真価を確かめる時が来た。ドアを閉めた瞬間に外の気配が消えるほどの気密性。フロントドアの重厚な「バフッ」という音が、その高品質を物語っている。
新型では待望のハイブリッド化が実現。パワーオン後もエンジンが掛かるまでは無音が続く。エルグランドにとって電動化は大きな進化だ。ディーラーを出て公道に出る際、歩道と車道の間にある数cmの段差を通過した瞬間、その乗り心地に鳥肌が立った。突き上げが異様に少なく、リヤからのゴトッという入力もなく、ギャップを柔らかくいなす。これが電制ダンパーの実力か、と感動する。アルファード/ヴェルファイアとは一味も二味も違う、まさにそう思える仕上がりだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 静粛性へのこだわりも走り出してすぐに実感できる。今回の車両にはメーカーオプションのBOSEプレミアムサウンドシステムが装着されており、フロント・フロントクオーター・フロントドア・リヤドアガラスがプレミアム高遮音タイプに変更されている。さらに様々な静音対策が施され、エンジンノイズからロードノイズまで全く気にならない。高性能オーディオで音楽を存分に楽しめるパッケージだ。
パワーについては十分以上。フロントモーターが205ps/330Nm、リヤモーターが136ps/195Nmを発生し、システム最大トルクは500Nm以上。車重2.4tの巨体を静かに、そして素早く動かす。電動四輪制御技術e-4ORCEによる滑らかな走りも相まって、競合に劣る面が一つもないと感じる。
唯一気になるのは、日産コネクトの年会費だ。プロパイロット2.0を装着し、それを使おうと思った場合、約3万円のプランに別途加入する必要がある。10年乗れば30万円の追加出費。リモートエアコンやリモートドアロックといったコネクティッドサービスが付帯するとはいえ、もう少しリーズナブルな価格設定に変わってほしいところだ。
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