56号車GT-Rが魅せた!灼熱とスコールの富士で「コツコツ走法」が5位を呼び込んだ
2026年8月2日、スーパーGT第4戦が富士スピードウェイで開催された。前戦がマレーシア・セパンの中止により約3カ月のブランク明けとなった一戦は、まさに「サバイバル」の一言に尽きる過酷なレースとなった。
決勝日は東南アジアを思わせるような激しいスコールと直射日光が交互に襲う不安定な天候。スタートはセーフティカー先導で始まったが、路面が乾き始めたタイミングでGT500の64号車が空中で一回転する大クラッシュが発生。即座に赤旗中断となり、レースは14時15分に再開された。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro そんな混乱の中、日産メカニックチャレンジの応援シートに登場したKONDOレーシングの近藤真彦監督は「今日はスタートは木村偉織でいきます!頑張りますよ!」と笑顔で挨拶。その目には確かな自信が宿っていた。
56号車のリアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rは予選9位、サクセスウェイト54kgを背負う厳しい条件。しかしスタートドライバーを務めた木村偉織選手は、冷静なドライビングで着実に順位を上げていく。10周目で9位、一時10位に落ちるも20周目には8位まで復帰。天候が読めない中、各チームのピット作業が慌ただしくなるが、木村選手は淡々と周回を重ねた。
28周目には他車のピットインも味方して5位に浮上。32周目でピットインし、J.P.オリベイラ選手にバトンタッチ。13番手でコースに戻るも、オリベイラ選手は39周目に1コーナーで仕掛けて9位にアップ。左フェンダーが破損しているにもかかわらず、驚異的なペースで追い上げを見せる。
実質5位まで順位を上げた56号車は、そのまま脅威のペースを維持し、最終的に5位でフィニッシュ。波乱の展開でも決して焦らず、淡々と走り続けることこそがレースの強者の条件だと改めて証明した一戦となった。
なお、2027年からは8月の富士戦がカレンダーから外れることが決まっており、この灼熱とスコールの過酷なレースは見納めとなる。ノーミスで結果を掴み取った56号車の走りは、まさに「レースは人生」を体現していた。
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