エブリイが静かで速い!最新CVTのギヤ比が変えた高速巡航の真実
軽ワンボックスの高速道路での走行といえば、かつては「エンジンの唸りに耐えながら、ひたすら我慢の長距離移動」というのが定番のイメージだった。しかし、スズキ エブリイシリーズに2024年から搭載された新型CVTが、その常識を完全に塗り替えた。2026年の最新改良でさらに磨きがかかったこのモデル、実は「ギヤ比」の妙が隠された、クルマ好きなら思わずニヤリとする一台なのだ。
従来の4速ATでは、時速100kmでの高速巡航時にエンジンが高回転まで回り、車内は騒音で満ちていた。ところが、新開発のCVTは軽ワンボックス特有の「重い荷物を載せて急坂を上る」ための力強いローギヤから、「高速道路でエンジン回転数を抑えて静かに走る」ためのハイギヤまで、非常に広い変速比幅(レシオカバレッジ)を実現。R06A型インタークーラーターボエンジンの豊かなトルクと組み合わされ、低回転のままスーッと滑るようなクルージングを可能にした。エンジン音が劇的に静かになったことで、これまでかき消されていたロードノイズや風切り音の対策も進み、車内の静粛性は乗用コンパクトカー並みにまで進化している。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー このCVTがもたらした恩恵は静粛性だけではない。変速ショックのない滑らかな加速、高速合流や追い越しでもターボの過給圧を最適に保ち効率の良い回転数を維持。燃費性能にも大きく貢献しており、バンの最上級グレード「JOINターボ(2WD・CVT)」は車両本体価格177万5400円でWLTCモード燃費16.4km/L、乗用モデルの「エブリイワゴン PZターボ(2WD・標準ルーフ)」は201万9600円で15.1km/Lをマーク。四角く重いボディからは想像できない優秀な数値だ。
さらに2026年の最新改良では、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)やデュアルセンサーブレーキサポートII(DSBS II)、先進的なデジタルスピードメーターが全車標準装備された。低回転で静かに回るターボエンジンと最新CVT、そして高度な運転支援が融合し、エブリイは「往復数百キロのロングドライブを涼しい顔でこなせる究極のツアラー」へと変貌を遂げたのだ。「荷物が載るだけの箱」から「どこまでも走りたくなるグランドツアラー」へ。その激変ぶりは、実際にステアリングを握って高速道路に乗れば、どんなクルマ好きでも一発で感動するほどの仕上がりだ。
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