ダイハツが軽サイズに本格HVを搭載!スライドドア採用の「K-VISION HEV」をインドネシアで公開
ダイハツのインドネシア法人が、現地で開催された「GIIAS2026(インドネシア国際オートショー、会期:7月30日〜8月9日)」に出展した次世代コンパクトコンセプト「K-VISION HEV(Kビジョン ハイブリッド車)」。日本では軽自動車ユーザー垂涎の内容で、早くも注目を集めている。
K-VISION HEVの最大のトピックは、日本独自の軽自動車規格に収まるコンパクトなボディに、本格的なストロングハイブリッドシステムを搭載した点だ。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mm、ホイールベースは2460mm。日本で人気のスーパーハイトワゴン系のパッケージで、両側にスライドドアを備える実用性重視の設計となっている。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro パワートレインには、ダイハツがコンパクトSUV「ロッキーHEV」で採用している「e-SMART HYBRID」を軽量・小型化した新開発ユニットを搭載。これはシリーズ式ハイブリッドと呼ばれる方式で、エンジンは発電に専念し、モーターのみで駆動する。そのため発進時から滑らかで力強い加速と、高い静粛性を両立する。さらに、モーターとエンジンを同軸に配置し、PCU(パワーコントロールユニット)とトランスアクスルを一体化するなどの徹底した小型化努力により、軽自動車の限られたスペースに収めることに成功した。
環境性能だけでなく、実用面でも嬉しい装備が満載だ。外部給電機能を標準で備え、燃料満タン時に消費電力400Wで使用した場合、約4日分の電力をまかなえる試算となっている。災害時の非常用電源やアウトドアでの活用が期待される。
K-VISION HEVは、昨年の「ジャパンモビリティショー2025」で初公開されたモデル。今回のインドネシアでの展示では、他にも1+2シートのネオレトロな「Midget X(ミゼットX)」や、軽サイズながらFRレイアウトを採用したオープンカーの「K-OPEN(Kオープン)」といった興味深いコンセプトカーも並び、最新市販モデルと合わせて計16台が出品された。
カクカクとしたスクエアなデザインと、軽規格とは思えないスペックの高さ。ダイハツが提案する“次世代の軽ハイブリッド”は、日本のユーザーにとって待望の一台になるかもしれない。今後の市販化が待ち遠しい。
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