レクサスLSが9年目の大変貌へ 6輪ミニバン化?9月の一部改良で何が変わる
レクサスのフラッグシップセダン「LS」が、発売から9年目を迎え新たな局面に入る。2017年10月に登場した現行型(5代目)は、クーペを思わせる流麗なシルエットで話題をさらったが、SUV人気の高まりによりセダン市場は縮小。LSもその影響をモロに受け、苦戦を強いられてきたというのが実情だ。
そんな中、2025年のジャパン・モビリティ・ショーでレクサスが披露したのは、なんと「6輪ミニバン」や「クーペSUV」、「一人乗りモビリティ」といった斬新なスタイリングの「LS コンセプトシリーズ」。これまで「LS」は「Luxury Sedan(高級セダン)」の略とされてきたが、サイモン・ハンフリーズCBOは「私たちはフラッグシップを再定義します。Luxury Sedanでも、Luxury SUVでもなく、Luxury Spaceとして」と明言。次期LSがセダンの枠を超えた全く新しいコンセプトのクルマに生まれ変わる可能性を示唆している。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 具体的な発売時期は未発表だが、現行型の販売期間はすでに8年超。2026年3月には同じプラットフォームを採用する「LC」が販売終了となったこともあり、LSの販売終了やモデルチェンジは秒読み段階とみるのが自然だ。
しかし、その前に現行型にもう一手、改良が加えられる。都内のレクサス販売店によれば、一部改良モデルは2026年9月10日に発売。すでに予約受注が始まっているという。
今回の改良の目玉は、何と言ってもパワートレインの整理だ。ガソリン車の「LS500」が廃止され、ハイブリッドの「LS500h」のみの設定となる。もっとも、最近のLS購入者はほとんどがハイブリッドの上級グレードを選んでいたため、実質的な影響は少ないと見られる。
エクステリアの大きな変更はないが、リアのエンブレムが「L」のロゴから「LEXUS」のレタリングに変更される。これにより、後ろ姿の印象は確実に変わるはずだ。
グレード構成も見直され、エントリーの「I package」が廃止。残るのは「F SPORT」「version L」「EXECUTIVE」の3本立てとなる。装備面では、ムーンルーフと寒冷地仕様が全車標準装備化。さらにメーカーオプションでパノラマルーフも選択可能だ。
気になる価格は、一部改良に伴い全グレードで約40万円の値上げ。F SPORTが1414万円〜、version Lが1604万円〜、EXECUTIVEが1757万円〜となる。納期は3〜4か月を見込んでいる。
セダンという既存の枠にとらわれず、ラグジュアリーな移動空間そのものを再定義しようとするレクサスの挑戦。9月の一部改良で現行型の最終章を飾りつつ、6輪ミニバンという衝撃的な未来図が現実のものとなる日は、そう遠くないかもしれない。
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