MINIクーパーSEにポール・スミスエディション登場 そのデザインは+57万円の価値あり?
ポール・スミスコラボのMINI、その名も「MINIクーパーSEポール・スミスエディション」。ファッションブランドに詳しくない人でも、一目見ればその特別感は伝わってくる。ボディカラーは3色展開で、筆者が今回試乗したのは「インスパイアード・ホワイト」と「ノッティンガムグリーン」の組み合わせ。白いボディにグリーンのルーフという組み合わせは、ポール・スミスの故郷であるイギリスの街並みをイメージさせるという。筆者は正直、ポール・スミスというブランドをよく知らなかったが、このクルマを見て「素敵だな」と感じた。色だけでクルマを判断するのは枝葉末節かもしれないが、ボディカラーはクルマの印象を大きく左右する重要な要素だ。このエディションのために用意された特別なカラーリングは、まさにその好例と言える。
エクステリアだけでなく、インテリアにもこだわりが光る。ダッシュボードやシート上部、ステアリングにはポール・スミスおなじみのカラフルなストライプが施されている。筆者は最初、このストライプが「バーコードみたいだな」と思ったが、ポール・スミスといえばマルチカラーのストライプがトレードマーク。知れば知るほど、その細やかな演出にうなずける。標準装備の「JCWスポーツシート」はヒーターと電動調整機構付きで、表皮には「ナイトシェードブルー」のベスキン(高級皮革)を使用。ショルダーやヘッドレスト部にはニット素材のテキスタイルが採用され、上質な空間を演出している。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro さて、肝心の走りだが、中身は通常のMINIクーパーSE(BEV)と変わらない。最高出力218PSのモーターが前輪を駆動し、容量54.2kWhのバッテリーによりWLTCモードで446kmの一充電走行距離を実現する。実用上の航続距離は300km強といったところで、ロングドライブよりは普段使いや近場のチョイ乗りに最適だ。筆者はBEV全般に否定的な意見を持っているが、コンパクトでおしゃれなBEVは短距離の日常使い専用車として非常に魅力的だと認めている。日産サクラやフィアット500eがその好例で、このMINIクーパーSEもまさにそのカテゴリーに当てはまる。
直接のライバルであるフィアット500eと比較すると、バッテリー容量・航続距離ともに1ランク上でありながら、価格はほぼ同等。そして何より、このポール・スミスエディションのデザインは、通常モデルより57万円高い価格設定(598万円)を納得させるだけの魅力がある。ガソリン車のMINIよりもおしゃれだと感じる人も多いのではないだろうか。筆者のように「ポール・スミスって何?」という人でも、そのデザインセンスに感動するはずだ。ちなみに、今回試乗した白×グリーン以外にも、「青みがかったグレー+苔色」や「黒+苔色」という組み合わせも用意されているので、気になる人はショールームで実車を確認してみてほしい。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 今、あなたにオススメ