MT車ロスに効く特効薬!2ペダルでも熱くなれるAT車4選
MT車の比率が圧倒的に低い日本。9割以上がAT(2ペダル)という環境で、操る楽しさを味わいたいクルマ好きにとって、MT車の選択肢が減っているのは悩ましいところだ。しかし、最近のATは侮れない。3ペダル顔負けのダイレクト感や変速フィールを実現したモデルが増えている。そこで、2ペダルでも熱くなれるスポーティなAT車4選をピックアップした。
まず注目したいのは、日産・フェアレディZ。2022年にデビューした現行型(RZ34)は、先代のビッグマイナーチェンジ版でありながら、中身はフルモデルチェンジ級の進化を遂げた。エクステリアはS30やZ32へのオマージュを随所にちりばめ、ロングノーズ・ショートデッキのシルエットは歴代Zの系譜を強く感じさせる。ボンネット下にはスカイライン400Rにも搭載される3.0リッターV6ツインターボ(VR30DDTT)を搭載。最高出力405psを発揮するパワーユニットだ。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro そして、このZのATモデルに注目だ。なんと新車販売の7割を9ATが占めているという。この9ATは多段化に加え、油圧システムの改良や各部の最適化により、ダイレクトかつ素早いレスポンスを実現。さらに、幅広いギアレンジでクロスレシオ化を図り、常にエンジンの効率の良い回転域を使える。高速巡航時の低燃費にも大きく貢献する。ひと昔前なら「スポーツカーにATは邪道」と言われたものだが、メカニズムや制御が進化した今、2ペダルにアドバンテージがあると言っていい。
続いては、ホンダ・シビックe:HEV。現行モデルから約10カ月遅れで追加されたハイブリッドモデルで、新開発の2.0リッター直噴エンジンに2モーターを組み合わせた独自システムにより、爽快な走りと優れた環境性能を両立。2026年6月のマイナーチェンジで、スポーティグレードの「e:HEV RS」が追加された。エクステリアはグロスブラックの加飾で精悍さを演出し、インテリアはレッドステッチを各所にあしらってスポーティ感を強調。サスペンションもRS専用セッティングとし、軽快なドライブフィールを実現している。
そして最大のトピックは「ホンダS+シフト」。プレリュードで初採用されたこの制御技術は、モーター駆動でありながら仮想的に8段ギアを設け、有段ギア車のようなダイレクトなレスポンスと鋭いシフトフィールを実現。パドルシフトを駆使すれば、DCTをドライブしているかのような操縦感覚が味わえる。さらに、エンジンの回転数と同期した迫力あるサウンドをスピーカーから流すことで、ドライバーとクルマがシンクロした一体感を生み出す。S+シフトは現在プレリュードとシビックの2車種に採用されているが、今後はさらに適用拡大を進めるという。
これらのモデルを見れば、ATでも十分に操る楽しさを味わえることが分かる。MT車ロスに悩むなら、ぜひ一度試乗してみてほしい。
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