ヤマハMT-09に伝説の「紫紺」が降臨!Vio-Mirageは即日完売で20〜30代が熱狂
ヤマハ「MT-01 concept」が1999年の東京モーターショーに姿を現してから四半世紀。あの伝説的なシンボルカラー「紫紺」が、現代の最新技術でよみがえった――。
2026年6月12日、ヤマハの純正アクセサリーブランド「ワイズギア」が、大型ネイキッドスポーツ「MT-09」専用の数量限定外装セット「Vio-Mirage(ヴィオ・ミラージュ)」を正式発表。春のモーターサイクルショー2026でお披露目された際も大きな話題を呼んだが、いざ発売となればその人気はさらに加速。販売店には早々に「完売」の報が届いている。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー Vio-Mirage最大の注目ポイントは、なんといってもその塗装技術だ。ヤマハ二輪業界初となるオール電化カーボンニュートラル塗装ライン「CN1」で開発された「ウルトラ-ミラクリエイト」と呼ばれるプレシジョン塗装を採用。超精密な膜厚制御により、高輝度と高彩度を両立した鏡面のようななめらかな光沢と、見る角度によって表情を変える幻想的な色味を実現している。まさに「紫紺」を現代に昇華させた、唯一無二の仕上がりだ。
セット内容はフロントフェンダー、ヘッドライトアウターカバー、フューエルタンク、左右のサイドカバーなど。これらを装着するだけで、車体の印象がガラリと変わる。価格は消費税込みで14万8500円。発売は2026年10月を予定している。
この外装セットの取り付けベースとなるMT-09本体も、もちろん侮れない。排気量888ccの水冷4ストローク直列3気筒CP3エンジンは、最高出力88kW(約120ps)/10000rpm、最大トルク93Nm/7000rpmを発揮。俊敏な加速と力強いトルクが味わえる。さらに、AAG(アコースティック・アンプリファイア・グリル)による心地よい吸気サウンドや、6軸IMUを活用したバンク角対応のトラクションコントロール、スライドコントロール、リフトコントロールといった電子制御も充実。価格は125万4000円(消費税10%込み)だ。
都内の販売店によると、Vio-Mirageへの反響は発表直後から殺到。店舗によっては発表からわずか1〜2日、長くても3日ほどで割り当て分が完売したという。特に購入層の中心は20代から30代の若い世代。SNSで情報をキャッチしてリリースを待っていたユーザーや、モーターサイクルショーの実車を見て購入を決意したファンが多かったようだ。
あまりの人気に「追加注文を希望する声が多数あるが、現時点で再販の予定はない」とのこと。純正ならではのクオリティと、伝統のカラーを現代的に解釈したVio-Mirageは、「自分だけの1台」を求めるライダーの心をがっちり掴んだ。
メーカーが自ら仕掛けるカスタム提案が、二輪マーケットにどんな新風を吹き込むのか。今後の動向からも目が離せない。
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