買った後も進化するレクサスNX 乗り心地を劇的に変える「Refine」を実走チェック
クルマは買って終わりではない――。そんな考え方が広がる中、レクサスが既存のNXオーナーに向けて新たなアップグレードサービスを投入した。その名も「NX Performance Upgrade Refine」。乗り心地と静粛性を高めるパッケージで、価格は15万8400円(消費税・工賃込み)。発売日は2026年8月19日だ。
最近はソフトウェアのアップデートで車両機能を向上させる取り組みが一般的になってきたが、本サービスはハードウェアの交換・改良によって走りの質を底上げする点がユニーク。レクサスは過去にも「IS」や「LC」向けに走りを磨くアップグレード部品を提供してきた実績があり、今回のNX向けパッケージはその流れを汲む。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 「Refine」の最大の特徴は、単なる部品販売ではなく、複数の技術を組み合わせて「レクサスの目指す理想の乗り味」をパッケージ化したこと。ユーザーは難しい組み合わせを考える必要なく、選択するだけで直進安定性やコンフォート性能を高められる。サービスはトヨタ・レクサス・GRが展開する「UPGRADE FACTORY」の一環で、全国の店舗で受けられる体制が整えられている。
実際に「Refine」を施工したNXに試乗すると、市街地や首都高での乗り心地に明確な変化が感じられた。特に厚みが増したトノカバーなど、見た目にはわかりにくい部分にも改良が施されており、静粛性の向上に貢献している。
これまで、新しい乗り味を体験するには最新モデルへの買い替えが当たり前だった。しかし、クルマの寿命は約20年とも言われる中、メーカーがユーザーの声や蓄積したノウハウをもとに開発した部品を後付けできる仕組みは、所有する喜びを長く続けられる点で価値が高い。
購入時の性能が頂点で、その後は価値が下がる一方だった従来の図式は、もう過去のものになりつつある。レクサスNXオーナーなら、この「Refine」で愛車を一段上のレベルへ引き上げてみてはいかがだろうか。
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