スペーシアでここまでやるか!純正風味を残しつつPHD+サイバーナビXで高音質&全方位モニターも維持
軽自動車の常識を覆す、妥協なきカーオーディオの世界がここにある。埼玉県の名門ショップ「東京車楽」が手がけたのは、スズキ・スペーシアの高音質化。オーナーである掛布(かけの)さんのこだわりが随所に光る、実用性と音質を両立させたシステムだ。
フロントスピーカーには、PHDの2ウェイセパレートモデル「PHD 6.1Kit」をチョイス。以前ホンダN-BOXでも高音質なカーオーディオを楽しんでいた掛布さんが、乗り換え先のスペーシアでも同じく好みのサウンドを奏でるスピーカーとして選んだものだ。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro インストールで特に目を引くのが、純正デザインを生かしたドアスピーカーのグリル処理。純正位置に設けられた縦長の独特なグリル形状を踏襲しつつ、ドア内張りをくり抜いて開口。その上にワンオフグリルを設置し、音抜けを劇的に改善。ミッドバス本来のパフォーマンスを引き出し、中低域の厚みを増している。スピーカーの取り付けにはアルミダイキャスト製のDバッフルを使用。シンプルながら不要な振動を抑え、再生環境を整えた。
ツイーターはドアミラー裏に専用パネルをワンオフして設置。ドアサッシに沿ったシンプルな形状でインテリアを邪魔せず、表面には人工スエードを採用。純正内装に自然に溶け込む上質な仕上がりだ。
低音を担うパワードサブウーファーも、ただ置くだけではない。運転席シート下のデッドスペースを有効活用し、フロア側にベースプレートを製作。防振処理を施した上でしっかりと固定することで、低音のにじみを抑えクリアな再生を実現している。
ヘッドユニットは、高音質で定評のあるカロッツェリアのサイバーナビXシリーズ。ここで注目すべきは、純正の全方位モニターをそのまま使えるようにした点だ。純正カメラからのデジタル信号を変換ユニットでアナログ信号に変換し、さらにRCA端子経由でナビの映像入力へ接続するという、少々複雑な工程を経て見事に表示を成功。音の良いサイバーナビを使いたい、でも便利な純正全方位モニターも残したいというオーナーのわがままをかなえた。
さらに使い勝手にも配慮し、ダッシュボードのナビ下部分にUSBとHDMIの入力ポートを設置。スマートフォンや各種機器を接続しやすい位置にまとめ、日常使いの利便性を高めている。
派手な加工は避けつつ、高音質化に必要なポイントにはしっかり手を加える。普段使いするクルマだからこそ、音質と実用性を高いレベルで両立させた掛布さんのスペーシア。軽自動車だからと諦めていた人にこそ、ぜひ味わってもらいたい一台だ。
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