R34スカイラインが熱い!R33の反省から生まれた最後のRBエンジン直6モデルの真実
「R34はなぜ今こんなに人気!?」――この問いかけに、多くのスカイラインファンが頷くのではないだろうか。2026年8月現在、R34型スカイラインは国内外で根強い支持を集めている。その理由は、歴代スカイラインの系譜を汲みつつ、走りに徹した設計にあった。
R34型は1998年に登場した10代目スカイラインだ。「ボディは力だ。DRIVING BODY」というキャッチコピーが示す通り、全方位でスポーツセダンとしての本質を追求したモデルだった。特に注目すべきは、先代R33型の反省を活かしたホイールベースの短縮だ。R33型は居住性を重視して全幅1720mmの3ナンバーボディを採用し、5ナンバー時代の軽快感を好むファンからは鈍重と評されることもあった。R34型はそこからホイールベースを55mm短縮し、全長4580mm、全幅1725mm、全高1340mm、ホイールベース2665mmというスポーティなプロポーションを手に入れた。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro エクステリアはR30やR31を彷彿とさせる直線的で精悍なデザイン。クーペには懐かしのサーフィンラインも復活した。インテリアは運転席中心のコックピットに小径ステアリングを組み合わせ、ターボ車には3連メーターを標準装備。走りを意識した装備が満載だった。
心臓部は直列6気筒のRB型エンジン。2.5L NA、2.5Lターボ、2L NAの3タイプが用意され、最強グレードの2.5ターボは280ps/35.0kgmを発生した。ボディ剛性はR33GT-Rに匹敵するレベルにまで高められ、電動スーパーHICASなどの専用装備も採用。さらに、ターボ車のボディとシャシーに2.5L NAエンジンを組み合わせた通好みの「25GT-V」も追加されるなど、ラインナップも充実していた。
一方、R33型は1993年登場。全車3ナンバーボディ化され、エンジンは4気筒が廃止され2.5L主力の全車直6となった。2ドアクーペと4ドアセダンの2本立てだったが、企画時のクーペのショートホイールベース化はコストダウンのため見送られ、走りの優位性が薄れたのが残念だった。丸みを帯びたデザインに対する不満もあり、1996年のマイナーチェンジで直線基調のシャープな顔つきに変更された経緯がある。
R34型は2000年に後期型へ進化するも、経営判断によりわずか3年で生産終了。しかし、直6エンジンを搭載する最後のスカイラインとして、今もなお多くのファンを魅了し続けている。当時の新車価格はクーペ25GTターボが291万3000円(5MT)。現在の中古車市場での高騰ぶりを思うと、名車の証と言えるだろう。
R33とR34という2世代の変遷は、スカイラインの歴史における大きな転換点だった。居住性と走りのバランスを模索したR33、そして原点回帰を果たしたR34。この2台を比較しながら、スカイラインの進化を振り返るのも一興だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 
今、あなたにオススメ