中上貴晶がRC213V-SでLRTと並走! もてぎGPへの新アクセスルートが熱い
2026年7月23日、栃木県芳賀町の公道で、MotoGP™日本グランプリの開催を盛り上げる異色のプロモーション走行が行われた。登場したのは、Honda RC213V-Sと芳賀・宇都宮LRT「ライトライン」。片や市販されたMotoGPマシンの系譜を受け継ぐスペシャルバイク、片や2023年に開業した次世代型路面電車だ。
RC213V-Sのシートに跨ったのは、現在HRC開発ライダーを務め、今季の日本GPにワイルドカード参戦を予定している中上貴晶選手。マシンには今季のHonda HRC Castrolチームカラーがまとわれ、一方のライトラインはMotoGP™日本グランプリ開催記念のコラボラッピングを施した特別車両。両者が並んで町道を走る姿は、まさに「モビリティの祭典」そのものだった。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 走行区間は、宇都宮芳賀ライトレール線の「芳賀町工業団地管理センター前停留場」から「芳賀・高根沢工業団地停留場」までの約1.5km。町道を規制し安全を確保した上で、中上選手はライトラインの速度に合わせてRC213V-Sを優雅に走らせた。LRT車内にはMotoGPファンが乗車しており、中上選手が手を振る場面も。全開走行とは違う、異なる乗り物が同じ空間を共有する光景は、これからの観戦スタイルを直感的に伝えるものだった。
このイベントの真の目的は、MotoGP™日本グランプリへの新たなアクセスルート「モビリティリゾートもてぎ×LRT・スマートアクセス」の周知だ。JR宇都宮駅からライトラインに乗り、約40分で芳賀町工業団地管理センター前停留場へ。そこから予約制シャトルバス「もてぎGPエクスプレス芳賀」で約30分、モビリティリゾートもてぎ場内へ向かう。つまり、宇都宮駅から公共交通機関だけでサーキットにたどり着けるのだ。
「もてぎGPエクスプレス芳賀」は、10月3日(土)の公式予選・スプリントと、4日(日)の決勝日に運行。運賃は片道2,500円(大人・子ども共通)で、事前予約制。空席があれば当日申し込みも可能だが、確実に座りたいなら早めの予約が推奨される。さらに、16~23歳は「16-23 ZERO円パス」対象者が事前予約すれば無料で利用できる。
このアクセスルートは、自家用車に頼らない観戦を可能にする。会場周辺の渋滞緩和はもちろん、運転免許を持たない若年層や海外からの観客にも優しい。2026年の日本GPは、小椋藍選手が日本人として22年ぶりに最高峰クラス優勝を飾ったシーズンに開催される一戦。アクセス面で二の足を踏んでいた人も、ぜひこの新ルートで現地の熱気を体感してほしい。
「2026 FIM MotoGP™世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL 日本グランプリ」は、10月2日(金)のフリー走行からスタート。3日(土)に公式予選とスプリント、4日(日)に決勝レースが行われる。MotoGP、MOTO2、MOTO3の全3クラスがモビリティリゾートもてぎに集結。中上選手のRC213V-Sでのプロモーション走行は、その幕開けを予感させる見事な演出だった。
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