スバル レイバックS:HEV、遂に立体駐車場対応&リッター19kmの衝撃
スバルが2026年7月2日に投入したクロスオーバーSUV「レヴォーグ レイバック」のストロングハイブリッドモデル「S:HEV e-BOXER」が、販売現場で早くも大きな反響を呼んでいる。待望のハイブリッド化に加え、立体駐車場対応という実用的な進化を遂げた点が、多くのユーザーに刺さっているようだ。
パワートレインは、2.5リッター水平対向4気筒直噴エンジンに、駆動用と発電用の2つのモーターを一体化したトランスアクスルを組み合わせるシリーズ・パラレル方式。最高出力88kWの駆動用モーターが主に車を動かし、モーターが苦手な領域をエンジンがアシストする仕組みだ。高密度リチウムイオンバッテリーとの組み合わせにより、AWD(四輪駆動)モデルながらWLTCモード燃費19.0km/Lを達成。モーターならではの力強い加速と低燃費を両立しつつ、PCUをエンジンルーム内に収めることでガソリンモデルと同等の63リットル燃料タンク容量も維持している。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 最も注目すべきはボディサイズの変更だ。全長4735mm×全幅1820mm×全高1550mmで、ガソリンモデル比で全長が35mm短縮、全高と最低地上高がともに20mm低くなった。この全高1550mmへの変更により、機械式立体駐車場への入庫が可能に。最低地上高は180mmを確保しており、SUVとしての実用性はキープしている。サスペンションは重量増に対応した専用セッティングで、低速時の揺さぶられや高速走行時のふわつきを抑え、フラットで上質な乗り心地を実現。AWDとX-MODEも継続搭載され、悪路走破性はガソリンモデルとほぼ変わらない。
エクステリアはS:HEV専用デザインを採用。エアインテークのない滑らかなフード、ダークグレーシリカとサテンメッキを配したワイドなフロントグリル、鍵型モチーフが連続する専用18インチアルミホイールが、ガソリンモデルとの差別化を図る。インテリアでは、ハイブリッド専用のパワーメーターがシステムの出力と回生エネルギー状況をリアルタイム表示。荷室は床下に大型バッテリーを収めながら429リットル、フロア長1000mm以上を確保し、ワゴンとしての使い勝手は損なわれていない。
グレードは2種類。ブラック本革シートの「Premium Black S:HEV EX」が424万6000円、専用タン/ブラックのナッパレザーシートを備える「Premium S:HEV EX」が452万1000円(いずれも消費税込)。両グレードとも専用チューニングのハーマンカードンサウンドシステムとステアリングヒーターを標準装備。オプションでカーゴルームにAC100V・最大1500Wのアクセサリーコンセントも設定され、アウトドアや災害時の給電にも対応する。
販売店の営業マンは「ガソリンモデルを検討していたお客様が『待っていた』とおっしゃるケースが多い。走りの良さはそのままで燃費19km/L台はインパクトがあり、ガソリン代の試算をお見せすると表情が変わります」と語る。立体駐車場対応によって「これまで断念していたお客様に改めてご提案できるようになった」点も、販売現場での大きな武器となっているようだ。
全高1550mm、リッター19kmの低燃費、そしてスバルらしい走りの質感。この三拍子がそろったことで、レイバック S:HEVはより多くのユーザーにとって現実的な選択肢となった。価格は424万6000円からと決して安くはないが、その価値を実感できる一台であることは間違いない。
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