シャッド『TERRA TR27』登場、樹脂とアルミの異素材融合で軽くて強いサイドケース
バイク旅の相棒として欠かせないサイドケース。スペイン発祥の老舗ラゲッジブランド「シャッド(SHAD)」が、そのプレミアムライン「TERRA(テラ)」シリーズに新たなハードサイドケース『TR27』を投入した。国内販売を手がけるカスタムジャパンが、日本市場向けに発売を開始している。
シャッドは1973年にNAD Groupが創業したブランドで、現在は世界80か国以上で展開するグローバルプレイヤー。BMWやKTM、プジョーはもちろん、ホンダ、ヤマハ、スズキといった国産主要メーカーへのOEM供給実績も持つ、業界屈指の実力派だ。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro そんなシャッドが新型『TR27』の開発で直面した最大の課題は、ブランドの看板とも言える優れた走行ダイナミクス(運動性能)を、長方形のサイドケース形状でいかにして実現するかという点だった。
この難題を解決するために採用されたのが、高強度な強化ポリプロピレン製の本体と、アノダイズド(アルマイト)加工が施されたアルミニウム製トップカバーを組み合わせたハイブリッド構造だ。樹脂の「軽さ」とアルミの「構造的剛性」、そして「耐久性」——この三拍子を高い次元で両立させた点が最大の見どころ。ライダーが荷物を積んだ状態でも、安定したハンドリングを期待できる。
デザイン面でもこだわりが光る。大容量トップケース(TR41、TR46など)と組み合わせた際に、車両全体として一体感のあるシルエットになるよう設計されている。つまり、リア周りをトップケースとサイドケースで統一した際、バラバラな印象を与えないというわけだ。
ラインアップは2種類。高級感あふれるアルミカバーを備えた「アルミパネル」仕様と、よりソリッドでシンプルな印象の「ブラック」仕様(カバーなし)を用意。最大積載量は片側7kgで、対応フィッティングは3Pシステムおよび4Pシステムとなっている。
気になる価格は、「TR27 TERRA サイドケース ブラック 左右セット」が税込3万7400円、アルミパネル付きの「TR27 TERRA サイドケース アルミパネル 左右セット」が同4万4000円。樹脂とアルミのハイブリッド構造を考えれば、なかなか魅力的なプライス設定だ。
ロングツーリングをより快適に、そしてスタイリッシュにしたいライダーにとって、『TR27』は要チェックな一台と言えるだろう。
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