ホンダの伝説トレール“XR”が293cc空冷で復活!XR300L/XR300Rallyがインドで登場
ホンダのインド二輪車法人「ホンダ・モーターサイクル・アンド・スクーター・インディア(HMSI)」が、2026年7月24日に新型車のポートフォリオを一挙発表した。その中でも特に注目を集めているのが、往年の名トレール“XR”シリーズの復活だ。
「XR300L」と「XR300Rally」として登場した両車は、空冷293.5cc単気筒エンジンを搭載。ベースはブラジルなど南米市場で販売中の「XR300L Tornade」と見られ、南米仕様にはないオイルクーラーを装備。さらにインドの最新排ガス規制「BS6」に対応するため、2ストチャンバーを思わせる排気系を採用している点も特徴的だ。BS6はユーロ5に近い厳しい規制であり、日本市場への導入ハードルが下がった可能性もある。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon XR300Lは日常の街乗りから週末のトレイルまでこなす軽量トレール車。一方のXR300Rallyはビッグタンクや大型スクリーン、カラーTFT液晶メーター、スマホ連動機能「ホンダ・ロードシンク」を備えた長距離ツーリング向けのオフロードツアラーだ。両車とも正立フォーク、リンク式リヤサスペンション、前後ABS、トラクションコントロールを標準装備。ホイールサイズは前21インチ/後18インチと本格的なオフロード設定となっている。
さらに、日本でも人気のアドベンチャースクーター「ADV160」のインド投入も発表。160cc水冷エンジンはインドのスクーターとして初めてE85(エタノール85%混合)燃料に対応する。
クルーザーセグメントでは、286cc水冷単気筒の「レブル300」と471cc水冷並列2気筒の「レブル500」を導入。両モデルにEクラッチ仕様が設定され、特にレブル500のEクラッチ仕様は世界初登場となる。
電動モビリティ分野では、新型ファミリー向け電動スクーター「QC3」を公開。3kWhのバッテリーを搭載し、一充電あたりの航続距離は151km、2時間40分で80%まで充電可能。スマートキーや5インチTFT液晶メーターも備える。
これらのモデルはすべて現地生産。HMSI社長兼CEOの大谷包氏は「インドはホンダにとって最も重要なグローバル市場の一つ」と述べ、内燃機関、電動、フレックス燃料技術を組み合わせたマルチパスウェイ戦略で多様なニーズに対応していく方針を示した。各モデルの発売時期や価格は今後の正式導入に合わせて順次発表される予定だ。
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