日産Z NISMOに待望の6速MT追加! 2027年モデルは420馬力+レトロ顔で大進化
日産の米国法人が2026年7月21日、スポーツカー「Z(日本名:フェアレディZ)」の2027年モデル(米国仕様)を発表した。2026年夏より順次、販売店へ導入される予定だ。
今回のアップデートで最もホットな話題は、ハイパフォーマンスモデル「Z NISMO」への6速マニュアルトランスミッション(MT)の追加である。これまでNISMOグレードは9速ATのみの設定だったが、ファンから熱望されていたMTがついにラインナップに加わった。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro Z NISMOに搭載されるのは、最高出力420馬力を誇る3リッターV型6気筒ツインターボエンジン。このパワーを引き出すため、NISMO専用に開発されたMTには標準モデルよりも強化されたクラッチが組み込まれている。さらに、シフトレバー比の見直しでシフトストロークが短縮されたほか、専用のエンジン制御を実施。スロットル制御や点火タイミングの最適化によりアクセルレスポンスが向上し、アクティブサウンドエンハンスメントを含む音響調整も施された。
足回りと制動系も大幅に強化されている。Z NISMOのブレーキには、GT-R譲りの鉄・アルミニウム製2ピース構造ローターを新たに搭載。サーキット走行時の冷却性能や耐熱性が向上しただけでなく、ばね下重量を約8.6kg削減することに成功した。この軽量化に伴いサスペンションのセッティングも見直され、ステアリングラック内部の摩擦を20%低減。よりダイレクトな操舵フィールを実現している。
標準モデルの「スポーツ」や「パフォーマンス」グレードも負けてはいない。エクステリアには歴代の日産スポーツカーから着想を得たレトロなデザインを採用。グリル開口部にボディ同色のバーを配置し、全グレードでフロントエンブレムが従来の「NISSAN」ロゴから「Z」エンブレムへと変更された。これらの変更は冷却効率の向上や空気抵抗・揚力の低減といった機能面にも貢献している。
パフォーマンスグレードには大径モノチューブ式ショックアブソーバーが配され、ブラック塗装のスポークと切削仕上げのリムを組み合わせた新デザインの19インチ鍛造アルミホイールが足元を飾る。全車に新設計の燃料タンクが採用され、強い横Gが持続するコーナリング時でも燃料を安定供給できるよう配慮されている。
カラーリングには新色「シンカイグリーンパールメタリック」が追加。スーパーブラックルーフとの2トーン仕様も選択可能で、パフォーマンスグレードではタンカラーの内装も選べる。インテリアには冷却ファンや磁気アライメント機能を備え、最大15Wの急速充電に対応した新型Qi2ワイヤレス充電器も用意された。
米国における2027年モデルの価格は、標準グレードが5万4480ドル(日本円で約728万円から約888万円)、Z NISMOが6万7260ドル(約1101万円)。いずれのグレードでも6速MTと9速ATの価格は同一に設定されている。
ネット上では「ついにZ NISMOにMTが来た!」「420馬力を自分の手足で操れるのは胸熱」と歓喜の声が上がる一方、GT-R譲りのブレーキ採用に「本気度が伝わってくる」と絶賛の声も。デザイン面でも「フロントが『Z』ロゴになったのがいいね」「レトロ感と上品さが出た」と好評だ。
しかし、日本円換算で1000万円を超える価格には「どんどん雲の上の存在になっていく」と円安を嘆く声も。また、「米国で夏から出るなら日本での正式発表もそろそろ期待していいのかな?」と国内仕様の早期導入を切望する声も多く聞かれる。
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